制度・環境・文化Culture

当法人は在宅緩和ケア・在宅ホスピスケアを強みとした在宅医療を提供しています。
とくに終末期医療においては患者さんだけでなく家族に対するケアはもちろんのこと、他事業所、多職種の連携が不可欠です。
クリニック内の医師、看護師、相談員、医療事務職だけではなく、外部の訪問看護や訪問介護、薬局、ケアマネジャーなど多職種のチーム連携を行うことで、1人1人の患者さんやその家族に合った終末期医療を提供できるというのは、ききょう会での仕事で味わえる醍醐味です。

★★1日の業務の参考スケジュールを当ページに掲載中★★

在宅ホスピスケアで大事なことは「患者さんの方をきちんと向く」ということです。様々な職種や事業所が連携しますが、それぞれが別の方向を向いていては良い医療は提供できません。

患者さんの希望に合わせ認識を統一させていく（当院では「チューニング」ということもあります）ために、それぞれの職種が意見を言い合い、チューニングし努力する空気感や体制ができています。
これは多職種が垣根なくコミュニケーションをとりやすい体制ができていることで実現しているものです。

医療連携用SNSや入退院調整ツール、遠隔モニタリングツールを積極的に活用しています。
これらにより従来は電話やFAX、現場に行かないと得られなかった情報をスピーディーにどこでも受け取れるようになります。
ICTによるデジタルデータ管理で情報共有がスムーズになり業務が効率化されます。
患者さんに向き合う時間が増え、サービス品質が向上します。

当クリニックは24時間の診療体制ですが、一人の職員が24時間対応するのではなく、日勤と夜勤に分けたシフト体制をとっております。ワークライフバランスを重視し、働き方を見直しながら、各職員が常に心身ともにフレッシュな状態でやりがいを見出しながら勤務できるよう心がけています。

また、当クリニックでは働く女性を支援しております。時短、パートでの勤務可能です。

例えば花畑クリニックは外来のクリニックではありませんが、内装をホテルやカフェのようにしています。
医療機器や書類が整然と並んでいるのではなく、すっきりとさせ空間に余裕を持たせ、緑も置くように工夫しています。
これは心にゆとりを作るためです。
患者さんや関係者、スタッフ皆がリラックスした雰囲気でおもてなしができるような雰囲気を作っています。

午前の参考業務スケジュールです。

午後の参考業務スケジュールです。
オンコールは別で担当チームがおりますので、生活のリズムやワークライフバランスも保ちやすい環境です。